今回のKorinTVは、路上ひとり芝居で公演の宣伝に努める「劇団やりたかった」の団長・木下咲希さんに突撃インタビュー。木下咲希さんに、挫折・転機・現在そして未来への展望を赤裸々に語っていただきました。
劇団やりたかった団長の路上一人芝居

中目黒を歩いている時に出会った一人の女性。それは、劇団を立ち上げて6年目という劇団やりたかったの団長・木下咲希さん。「開演中」と書いたボードを首に下げ、ひとり芝居で公演を宣伝し、チケットを手売りしているところでした。わたくしKorinのアンテナがビビッと来まして、突撃インタビューを敢行しました。
劇団やりたかった団長・木下咲希

劇団やりたかった団長・木下咲希さんは、笑わせにかかっていないのに、思わず笑えてきちゃうというユーモアのお芝居が好きで、そういうお芝居を作っていきたいなと思って劇団を立ち上げたそうです。
もともとはクラシックバレエをやっていましたが、ダンスの道は全て挫折。そんな時に、お芝居を見て「こんな世界があるんだ」と思い、やってみたら「なんて自由なんだ」と新たな道を見つけたと言います。役から出なければ、何をしてもいい、どんな表現でもいい。演劇にはそう言った面白さがあるようです。
6時すぎたらワンカップ
公演詳細 第13回公演『 #6じすぎたらワンカップ 』6月12日~24日 捗らない建築現場 笑って笑って満足の90分!
期間:2019/06/12 (水) ~ 2019/06/24 (月)
劇場:#参宮橋 TRANCE MISSION
出演:木下咲希(劇団やりたかった団長)、金子正憲(スキッピーズ)、仁木ろはん(derive)、久保山憂(alphabetpromotion)、竹内清子、田村康太郎、尾崎楓(碗プロダクション)、山口将也、上野裕子、三浦涼子(劇団やりたかった)、深桜ありさ、幸原望海、夏目彩羽(市民劇場TAMA)、堀杏理
脚本:かぐやまふたみち
演出:YammerSunshine
料金(1枚あたり):前売3500円、当日3800円
概要:大工さんが駄目駄目すぎて捗らない一戸建ての建築現場が舞台です。棟梁のゲイ疑惑あり、嫉妬深い奥さんの登場、社長と秘書の秘密事情、女性大工軍団との熾烈な権力争いなど、仕事以外のことが盛りだくさんすぎて全く工事の捗らない建築現場!登場人物たちが面白く描けているからボケやつっこみがなくても見ているだけで面白い。ぷぷぷとなる笑いで評価を受ける劇団やりたかったの第13回目の新作!笑って笑って満足の90分!
その他:映画館程度に飲食は自由です
スタッフ:【劇中音楽】江畑佳代 【美術・衣装】三浦涼子 【制作】火山功士、宮下うらら、みしゃむーそ、松本みなみ
会場は参宮橋シアター「トランスミッション」で、劇団やりたかったの団長・木下咲希さんは「劇場の中に一戸建ての建築現場が作り出されまして」と笑顔を見せていました。6時すぎたらワンカップの開演は、2019年6月12日から24日の間で、全17公演が執り行われました。
※本公演はすでに終了しています。
一人芝居を披露! 役作りの方法とは

開演中ということで、劇団やりたかったの団長・木下咲希さんに「一人芝居」を披露していただき、現実世界では恐らくいないんだけれど「こういう人いそう」という所に面白さを感じました。役作りは約半年程、台本をもらってから、想像、オタクの人のブログ、人間観察、映画などを参考に役を固めていったと言います。
一流の人と共演したい
いつかは一流の人と共演したいという劇団やりたかったの団長・木下咲希さん。ただ、それにはまだまだ道のりは長いので、今は劇団の基盤をしっかりしていきたいという夢があるそうです!